不動産の相続登記手続き(2)ー戸籍調査の困難性

不動産の相続登記をする場合に
もっとも手間が掛かってしまう
手続きが戸籍調査です。

(遺産分割協議が難航する場合も、
もちろんありますが、
その場合には裁判所での話し合いとなり、
法務手続きというよりも、
もはや遺産争いになっていると言えます)

戸籍は相続登記の場合には、
被相続人の出生から死亡までの
すべての戸籍を用意しなければ
法務局は受け付けてはくれません。
これは、すべての戸籍をチェックして、
法定相続人が1人でも欠けていないことを
チェックするためです。

一般的には戸籍は2種類
請求することになります。
つまり、出生時に入った
戸籍と結婚の際に作られた
(編成された)戸籍です。

これだけで済むのであれば
あまり戸籍調査は難しくありませんが、
例えば、1度離婚をされていて
再婚された方であれば取得する
戸籍の種類が2倍になります。

そして、戸籍は読み取りが
非常に難しいものがあります。
特に、昭和30年以前の戸籍の場合には
「達筆すぎる」文字で書かれていて、
解読がとても難しい場合があります。

さらに、このような事実上難読という
問題だけではなく、
戦前の旧民法の適用を受けて
いる戸籍を見る場合
(つまり、出生が戦前の方の場合)には、
分家や絶家、家督相続などの
旧民法の知識が必要となります。

他にも何度も市町村合併
繰り返しているような場合には、
戸籍が保管されている
市役所がどこかわからない場合も少なくありません。

戸籍調査が難航しそうな場合には、
行政書士や司法書士へ
戸籍調査を依頼することがおすすめできます。

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